『世界を変える力があるのなら』ーリトルウィッチアカデミアにおける「魔法」とアニメーションー
リトルウィッチアカデミアの最終回が好きだ。
その理由をめっちゃ語りたかった。ので語る。
リトルウィッチアカデミアとは、
新入生として魔法学校に入学した主人公が
成長していく姿を描いたテレビアニメ作品。
この作品は過去に2回映画版が作られていて、
最初の映画版が作られたきっかけは、
「アニメーションの未来」をテーマにしたイベントだったそうで。
製作陣営は「新人アニメーターがアニメ業界に飛び込む話」を描こうと思い、
この作品を制作したんですって。
つまり、何が言いたいかっていうと、
魔女=アニメーターで、
魔法=アニメーションのメタファーだってことなんですよ!!!!
最終回、危機に陥った世界の中で、
主人公は「世界を変える力がある」と言い伝えられてきた
伝説の魔法を手に入れます。
主人公は魔法を使う前に言うんです。
「世界を変えられるなら、私は、みんなが笑いあえる世界にしたい」と。
そして彼女の使った魔法は世界を救い、
その輝きは世界中の子供や大人に笑顔を与えたのでした。
もう号泣。
魔法=アニメーション、ひいては創作物は、世界を変える力がある。
そしてその力は私たちを笑顔にしてくれるのだと。
作った人たちのそういう気持ちがビシビシ伝わってきて、、、、
ここでいう「笑顔に変える力」は楽しい!面白い‼的な気持ちを与えるものだけじゃないと思うんですよ。
生きていく希望を与えたり、勇気を与えたり、エンパワメントしたり、そういうものも「笑顔に変える力」だと私は思う。
ズートピア、ヘアスプレー、ゴーストバスターズ(リブート版)、スティーブンユニバース・・・・
この記事なんか、まさにそう。
スーパーガール(のアレックス)、またしても少女を助ける。しかも、現実世界で - 石壁に百合の花咲く
実話を基にしてるけど、最近だと「ドリーム(Hidden Figures)」もそうですよね。
こんな作品があるなら、この世は捨てたもんじゃない、まだ前に進める、と思わせてくれる。
本当に「魔法」ですよね。
もうほんと、魔法が世界を包んで、世界中の人が笑顔になるシーンがね。。。
子どもの笑顔がアップになるんですよ。
子供たちに生きていく希望を与えたい、ていう思いが伝わってきて、、、、
やばいですね。
以上 すっきりしました。