雨の話
雨に降られた。
今日は部活帰りに髪の毛を切って、県立図書館に行って、本を返すはずだった。そして、「ねにもつタイプ」の続編を借りるつもりだったのに。
髪を切るまでは良かったが、雨のせいで自転車が使えなくなり、図書館に行く計画はとん挫した。また延滞ではないか。
今年買ったばかりの赤いリボンのサンダルもびしょびしょだ。
許すまじ、雨。
いかなる場合でも雨は嫌いだ。
なにより、自転車が使えなくなって学校に遅刻する確率が上がる。
さらに自転車が使えないと、図書館に行ったりちょっとした遠出ができなくなるし、2Lのお茶といった重い買い物ができなくなる。
洗濯物だって干せなくなる。もう着るインナーがないというのに。
家の中で雨音を聞くのはちょっとだけ嫌いじゃないが、それは「明日が休みの日の夜」限定の話だ。
やはり雨は嫌いだ。
しかし、小学校のころから席替えで「あの席はいやだなあ」と思った席ばかりあててきた私だ。嫌いだ嫌いだ言っていると、よけい雨の日が続きそうだ。
なので、このへんで黙ることにする。
今日はこのへんで。