バイトの話
観光地のど真ん中でバイトをしている。
ご多分に漏れず、やはり外国人観光客がとても多い。
あまりにたくさん接するものだから、一目で中国人か、台湾人か、日本人かがだいたいわかるようになってしまった。
(ちなみに一番見分けるのが難しいのはお爺さんだ。)
外国からの観光客は、どのシーズンも多い。
日本人が働きすぎなのは間違いないとおもうが、「この時期は何休みなのだろう」という時期に彼らはたくさん訪れる。
接客をしていて驚いたのは、「ジャム」が通じないことだ。
私のポンコツイングリッシュのせいというのも大いにあるのだが、なぜかジャムが通じないことが多い。
あとは、店に一人で入っていてレジを打っている最中に、注文口から大きい声で私を呼ぶのもよくわからない。
残念ながら私はプラナリアではないので、瞬時に分裂して接客などはできないのだ。
そしてしみじみと、「ああ私はグローバル人材なんて無理だ」と思うのだった。
グローバル人材という言葉も眉唾物だが。
今日もバイトがある。
頑張ろう。
今日はこのへんで。